宇田 和子

長い旅の途上  星野道夫(著)文藝春秋

伊香保温泉の土産屋「やまのは」で買いました。

環境社会学を専攻しているくせに環境や生き物に全く興味のない私に、自然というものを教えてくれた本です。地球に対して見る目が変わりました。

電車に乗りながらホッキョクグマとともにいる方法や、昼と夜、夏と冬がなぜあるのかが明らかにされています。

あの素晴らしき七年  エトガル・ケレット(著)新潮社

高崎の書店、REBEL BOOKSで買いました。イスラエルの作家による、さらっとしたエッセー集です。装丁から売られ方まで、2010年代後半らしさを感じます。

社会学入門 -- 社会とのかかわり方  筒井淳也・前田泰樹(著)有斐閣

質的手法と量的手法、具体と抽象がこれほど統合された教科書をほかに知りません。最初から最後まで、なにもかもが仕組まれています。こんな本に学生のうちに出会いたかった。衝撃で思わず二冊買いました。