古都・京都。1000年以上、日本の首都であったこの地は、国内・国外問わず多くの人が古き伝統・文化を感じるために訪れている――でも、スポットライトを浴びているのは、ごくごくごく一部の寺社仏閣・観光地だけ!
京都の町を見渡せば、あちらこちらに歴史を物語るモノがたくさんある。でも、今や誰も見向きもしない。現地の人ですら知らない。ましてガイドブックに載っているわけもない。そんなモノを「まちかど遺産」と命名して、誰も知らないマニアックな京都の歴史をひもといていく。1項目4ページと読みやすく、写真も図版もふんだんに使われている。「歴史」や「文化」、または「観光(地)」に興味のある方々には、ぜひ手にとってもらいたい1冊。